建築探訪

2017年5月 5日 (金)

長坂

清春芸術村

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芸術家を育成する場として造られた集合アトリエ

光の美術館(安藤忠雄)

ルオー礼拝堂(谷口吉生)

茶室『徹』(藤森輝信)

梅原龍三郎アトリエ(吉田五十八)

安くはない入場料をとっているのに内部には入れない施設が多すぎる・・・・

これでは愛される場所にならないね。

近くの、アフリカンアートミュージアムが良かったです。

学芸員の展示品に対する愛情が伝わってきました。
『アート』って何だろう、って考える場所です。

津金學校

開智學校と同じ時代に建てられた山梨県の津金學校。

開智學校は、棟梁の立石清重が名を残していますが、ここでは、近代(風)建築での学校の設立を進めた県令(知事)の藤村紫朗の名をとって、「藤村式」と呼ばれています。

Photo_6Photo_9Photo_11バルコニーがあり、白い壁に濃い目の水色のペンキが映える外観

真壁の内部

搭屋には始業と終業の時間を知らせる太鼓



昭和60年で学校としての歴史を閉じ、その後歴史資料館となっています。
良いところは、文化財指定されていながらも、カフェ営業があったり、展示物であるオルガンなどを弾いても良かったり、見るだけでない楽しみ方ができることです。

並んで、大正時代の校舎を再現した建物などもあり、宿泊棟もあります。











2016年12月14日 (水)

薬局の型ガラス

大正末期に建てられた薬局の型板ガラスが素敵

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天井はブリキプレス

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2016年11月 5日 (土)

東京都文化財ウィーク2016 3

駒澤大学禅文化歴史博物館は改修工事中で、外観は玄関周りのみ。フランク・ロイド・ライトの影響を受けたテラコッタタイルと、ガコガコした平面プランが特徴です。耐震の為の壁配置なんだそう。へぇ~。展示ホールの天井のステンドがとても綺麗でした。

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書道博物館は、中村不折記念展に惹かれていきましたが、書道博物館なので絵画の方は展示がありませんでした。残念。昭和初期の建物にも惹かれて行きましたが、内部は展示パネルでほとんど見えず。雰囲気の良い小さめの中庭があり、石の蔵と、素敵なタイルが敷かれていました。

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東京都文化財ウィーク2016 2

明治学院礼拝堂もヴォーリズ建築です。煉瓦の積み方が変わっています。小口と長手が、数段おきに積まれています。初めて見た。組積造ではないのかしら???窓の「結霜ガラス」はよく見るといろいろな模様。製法が違うのか?膠の皺の寄り方の違いなのか???

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Photo_7記念館の煉瓦積みのデティールもなかなかの物でした。

Photo_6インブリー館の裏側のベランダ(テラス)は、松本の司祭館の『北側ベランダの謎』に通じるものを感じました。

東京都文化財ウィーク2016 1

東京都文化財ウィークに行ってきました。

明治学院礼拝堂、インブリー館、記念館と、駒澤大学禅文化歴史博物館、四谷若葉教会、書道博物館など。

若葉教会は、事前チェックから漏れていたけれど、駒澤大学のホールに置かれていたガイドブックに、翌日1日だけ特別公開の予定を見つけて急きょ行きたくなりました。

若葉キリスト教会は、昭和13年に建てられたヴォーリズの設計のこじんまりした教会で、戦争の時に空襲に備えて強制撤去されたものを、戦後、元の設計図をもとに建てられました。しかし、東日本の震災で被害を受け、耐震と使用上の変更(バリアフリーなど)を加えて、スケルトンにしての改修工事で今の姿になりました。ローコストの必要もあり、建材などはほとんど当初の物は残っていませんが、窓周りは昔の部材だそうです。確かに雰囲気が残って、金物のビスもマイナスの物が残っていました。照明器具の吊元の左官の装飾もなくなり、床も既製フローリングで正直残念な感じはありましたが、特別公開日に合わせて信者の方がとても親切に迎えてくださって、ピアノ演奏や映像の投影、工事にかかわった設計監理の方の説明なども企画され、建物が愛されて大切に思われていることが伝わってくる、とても良い保存改修工事がされた例だと思います。

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2016年10月13日 (木)

子ども図書館

国際子ども図書館

明治39年(昭和4年増築):鉄骨補強煉瓦造
平成14年改修工事、平成27年増築工事

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本来の計画ではロの字型の建物になる予定だったのが、正面玄関から見て右手側の一画だけが造られたそうです。

Photo_18大階段の吹き抜け空間が圧巻です。

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階段の手すりが建築基準法に定められた高さより低いため、もともとあった手摺の装飾の円形部分をうまく使って、内側にガラスの手摺を増設してあります。

Photo_12既存部分と増築部分の取り合い空間
金沢で見た建物とちょっとダブります。

 

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ドアの押し板(?)に『おすとあく』
誰でも読めるようにひらがな表記にしたにしては「と」が読めないですよ・・・。





黒田清輝記念館

久々の建物探訪(^^)

上野の黒田清輝記念館  昭和3年 設計:岡田信一郎  施工:竹中工務店

Photo_9スクラッチタイル貼りの外壁ですが、円柱や出隅のアール面など芸が細かい!テラコッタも壁に張り付いたものでなくて立体的。

正面玄関を入ると数段の階段があるホールです。Photo_5

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さらに2階に進み、奥に展示室がありますが、この天井の装飾が細かい・・・漆喰なの??木の彫り物か型押し鉄板に塗装をしたものか??はっきりしませんが。
何となく昭和より大正の香りが強い感じがします。まぁ、昭和3年は大正に近いから・・・

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お向かいの「博物館動物園駅跡」の建造物も素敵です。ちょっと国会議事堂みたい。

管理者さん、屋根に草木が生えてますよ。

2016年9月21日 (水)

歴史の里建築講座 告知

今年も歴史の里の建築講座のお手伝いをしています。

昨年の、松本平の民家(主に本棟造り)に引き続き、今年のテーマは
『たてものでめぐる松本の街道』で、市内の街道・宿場町の紹介と、
地域ごとに特色ある建物の紹介をするパネルの展示をします。
パネル展示は9月24日から12月23日までで、9月24日には展示の説明講座、
10月22日には信大の梅干野先生による講演会があります。

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※チラシはクリックで拡大して見れます

2015年10月26日 (月)

茅葺神社

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美ヶ原温泉郷の西側の大村と言うところにある、小さな神社の拝殿です。

信州大学の梅干野(ほやの)先生の調査に同行させていただきました。

この後ろに有る本殿は、明治3年に造られたという記録が有ります。地元の方は
本殿の方が古くて価値があると思われていたようですが、先生によると、拝殿の
方が古く、江戸時代の可能性大ということでした。

壁の貫(ぬき:柱を貫通して横をつないでいる材、楔(くさび)を打つことで柱と固定)
と貫との間の板壁は、よく見ると、築造に辺り寄進をした人の名前と金額が書かれて
います。江戸時代の通貨単位です。明治4年くらいまで使われていたそうですから
決定的な根拠にはなりませんが。

本郷村(大村はかつて本郷であった)史に神社の履歴みたいな記録があり、
それによると明治3年に拝殿の修理と本殿を造ったこと、その後の修理履歴が
書いてあるなかに拝殿の改築の記録がないことから考えれば、拝殿は本殿より
古いことは明らかです。

地区では、取り壊して新築する予定でしたが、この調査結果をもって、地区の宝を
文化財として後世に伝える方向になっていけば良いなぁと、地区にいる建築士会
の仲間と何かしようと思います。