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2018年6月14日 (木)

漆塗りの見学

町会のお舟(山車)の修復をやっていて、今日は町会の保存会の方々にくっついて、漆塗りの工場見学に行ってきました。木曽の平沢にある作業所で、名古屋城の復元にもかかわった職人さんたちによって修復工事が行われています。先日TV放映された名古屋城の漆塗りの作業風景は、実はこのお舟の作業だったという内緒話(内緒になってませんね)もありました。
大工さんによって分解、木部補修が行われた細かい部材の数は、他の地区のお舟にも類を見ないほど多いそうです。その細かいものも、一つ一つ、多くの工程を経て修復されています。こすり出しによって元の塗装の色、種類を確認し、剥がれる既存の塗装はこそぎ落とし、とのこで大まかな補修をした上に、さび土と漆を練り込んだもので均し(いわゆるパテこすりみたいな感じ)、研ぎ出し、の作業を何回かやって、中塗り、仕上げ塗りになります。その間にも研ぎが入るらしい…、気の遠くなるような工程です。作業所は漆の乾燥に適した高めの湿度に管理されています。
この後、箔貼り、再組立てとなり、町会の蔵に戻って来るのは秋口の予定です。
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砥の粉(下の容器)と錆土(上の容器)。錆土は楢川で採れるそうです。
粒子がとても細かい粘土土のようなものです。

4面塗装の部材はこんな感じで吊るして干されています。

台輪という部材がねじれてしまっていたので、左右のうち右の1本は取り換えとなりました。もとはカバ桜だったそうです。

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