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2017年11月 6日 (月)

東京文化財ウィーク2017 その1

文化財ウィーク2017に行ってきました。

まずは、中野区鷺宮にある三岸アトリエ

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昭和9年竣工 (その後増築有り) 設計 山脇巌(増築部は施主デザイン)

ドイツバウハウスに留学した山脇巌の設計による木造モダニズム建築で、画家である施主、三岸好太郎の希望により、南東に大開口がとられ、陽光が燦燦と入る天井の高いアトリエです。好太郎さんは残念ながら、竣工前に病没してしまいますが、奥さんの節子さんが引き継ぎ、アトリエとして使用、水周りや応接を増築してあります。
上の左写真の赤い玄関ドアの左上に穴が有り、その中に玄関ホールの照明が被さって内外両方照らせるようになっています。右の写真はアトリエの北面で、トイレや浴室に通じる建具と合わせ階段ホールの通路部分が縦に床から天井まで開口になっていますが、竣工当時はこれとつながるようにトップライトがあったそうです。雨漏りしたため塞いでしまったそうですが。

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施主の希望はにより付けられた螺旋階段は、図面ではササラ部分がササラ桁プレートになっていますが、当初からアングル材をカクカクとまげて造られています。南側のお気に入りの風景を少しでも見やすくするために透けるデザインに変更したのでしょうか。螺旋階段を造りたかったがために、必要もなかった二階を造ったそうです。右の写真は北側に増築された階段の吹抜けです。右の窓側に板格子、アトリエ側にガラス窓の桟があり、縦横の線がデザインされています。

Photo_6階段下の浴室は、壁床浴槽とも白いタイルです。

Photo_8ポストが、兜造りの茅葺屋根みたいでかわいい。






建築当初からは改変されている部分もあるけれどとても魅力的な建物でした。









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