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2016年12月27日 (火)

横内勝司写真展

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安曇市の高橋節郎記念館の土蔵棟で行われていた写真展に行ってきました。

最終日に間に合いました。

ギター製造のフジゲンの創設者のお父様である勝司さんは明治35年生まれ、まだまだ写真が普及していなかった時代に、日常生活の「スナップ写真」を撮っていた稀有な人物です。写真コンテストで数々の入賞を果たし「アマチュア写真界の鬼才」と言われていたそうですが、33歳という短い生涯と、戦争へと流れていく時代の中でその存在は忘れられてしまっていました。数年前にお孫さんにより小屋裏から大量のガラス乾板が見つけられ、昭和初期の松本の風景や人々の暮らしを伝える貴重な史料として紹介されました。また、写真家の石田道行さんによって、その写真家としての偉業が語られました。

松本市の神田の生まれということで、旧山崎歯科医院の赤煉瓦を焼いていたかもしれない瓦工場が風景に映りこんでいないかと期待していました。有りました。写真左手上部にうっすらと煙が上がっている小屋。まさしく、古いレンガが転がっていた辺り。明治20年代から焼いていたかという根拠にはならないけれど、ちょっと嬉しい発見。

目当てはこの写真ではあったけれど、横内さんの写真は、まだまだ機材も高価だった時代に、何気ない日常の中の気持ちがふっと和むような場面が切り取られていて、心がさわさわとします。生き生きとした子供の表情や、時代に翻弄されて戦地へ赴く若者たちの凛とした表情など、今の時代が失ってしまったものが遺されていると思いました。



2016年12月14日 (水)

薬局の型ガラス

大正末期に建てられた薬局の型板ガラスが素敵

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天井はブリキプレス

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