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2015年10月26日 (月)

茅葺神社

221
美ヶ原温泉郷の西側の大村と言うところにある、小さな神社の拝殿です。

信州大学の梅干野(ほやの)先生の調査に同行させていただきました。

この後ろに有る本殿は、明治3年に造られたという記録が有ります。地元の方は
本殿の方が古くて価値があると思われていたようですが、先生によると、拝殿の
方が古く、江戸時代の可能性大ということでした。

壁の貫(ぬき:柱を貫通して横をつないでいる材、楔(くさび)を打つことで柱と固定)
と貫との間の板壁は、よく見ると、築造に辺り寄進をした人の名前と金額が書かれて
います。江戸時代の通貨単位です。明治4年くらいまで使われていたそうですから
決定的な根拠にはなりませんが。

本郷村(大村はかつて本郷であった)史に神社の履歴みたいな記録があり、
それによると明治3年に拝殿の修理と本殿を造ったこと、その後の修理履歴が
書いてあるなかに拝殿の改築の記録がないことから考えれば、拝殿は本殿より
古いことは明らかです。

地区では、取り壊して新築する予定でしたが、この調査結果をもって、地区の宝を
文化財として後世に伝える方向になっていけば良いなぁと、地区にいる建築士会
の仲間と何かしようと思います。

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