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2015年4月 2日 (木)

金沢

20年ぶりの金沢は良い天気に恵まれ、良い季節に行けて良かった(^^)
前回は阪神大震災の当日でした。

なんだか最近は新しい(現代の)建築に興味が薄れてきて、21世紀美術館は思ったほど・・・
天竜市の藤森せんせの『秋野不矩美術館』の奥の大理石敷きの展示室を思い出させる
ブループラネットスカイという天井に青空の見える四角い穴が開いた四角い部屋が良かったけど。
お隣の茶室の、天井の低い、自分が自然に頭を低くして落ち着いた気持ちになれる空間が良かった。
細い丸太の濡れ縁とか、檜皮や杮(コケラ)で断面もきれいに下葺き下屋根とか、
待合の床のランダムに意味ありげに(あるのか???)敷かれた石とか、
昔の建築には一つ一つに意思がこめられている気がします。

次に行った、谷口さんの『鈴木大拙記念館』は、谷口さんらしい静かな水と石と、
線を極力減らしたスパッとしたシンプルな表情の建物で、気持ちが良かった。

Photo
次に向かったのは中級武家屋敷。
中級といえどさすが金沢100万石。松本6万石の上級武士の禄高と同じくらいの450石取りの武家屋敷。
Photo_3一番見たかった『中級武家屋敷の門』は、残念ながら、建物を減築したときに勝手(台所)を潰して新しく造り替えた、元の門とはぜんぜん違うものでしたが、(おそらく控え柱のついた薬医門だったと思われますが、腕木門でした)塀越しに見える梅の花もきれいで、塀の造りも石垣と土壁が美しくかった~。
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玄関を入ると取次ぎ風の小部屋が有り、庭に面した座敷が有りました。
この座敷と庭の間には、縁側と奥行き1間ほどの土間空間が有り、涸れ池のある庭園の見事なドウダンを愛でながら閑談したくなる場所でした。

Photo_6ドウダンだから秋はさぞかし真っ赤できれいなのかと思ったら、品種によるのか、赤くならずにオレンジ色に染まるのだそうです。
秋よりも、白い花がびっしりつく春これからの季節が最高だそうです。

武家屋敷は、門・塀・見越しの樹木・池のある庭園が、全国共通で屋敷とセットになっています。

武家屋敷をちょっと行った先に琴線に触れる建物発見!

Photo_7Photo_8お医者さんかしら、という感じ。
左のは、もしかしたら建築家が絡んでるかしら、と思って調べてみたら、ドイツモダニズム建築を意識して坂本宇吉という人の設計で建てられた医院だそうです。

お昼ごはんを挟んで、お城のベンチでお昼寝をして、さすが100万石、でかいなぁ、と思いつつ、
でも松本城と違って『本物ではない』のだと強がり(?)を言いつつ(木造で結構忠実に復元されています)、
門の鋲にメタル感を感じて親近感を感じつつ、陸軍が戦時中に掘ったレンガのトンネルに興味を惹かれつつ、

Photo_9Photo_10Photo_11Photo_12

本当はもっといろいろ見て回ろうと計画していたのだけれど
40も半ばになると体力がなくなってて・・・・・

お城の下のしいのき迎賓館でリタイアです。

金沢のまちの印象は、でかい。
そして

たまに変なものがある。

駅前のゲートもそうですが、やかんが気になりました。

写真撮って来なかったので気になる方は、東口を出て左手に曲がって見てくださいな。

なぜやかん?なべやかん?




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