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2013年10月24日 (木)

松本城から移築された門

江戸時代が終わり、お城がその役目を終えて『お荷物』になった時代、
お城のものがいろいろと払い下げになりました。

そのうちの一つといわれる、安曇野市のの『青柳邸の門』を見に行ってきました。

P1010230 記録によると、お城からすぐにここに移築されたわけではなく、一度は六九に造られた
郡役所の門として使われてから、明治30年代後半に移築されたようです。

水上を女鳥羽川・犀川を田沢まで下り、そこから陸路で運んだそうです。

母屋も数百年経っているという本棟造りで、お庭も手入れができてないという事ですが
中ノ島がある池があり、草木花木が植えられ、四方を石垣土盛で囲い、大木が育ち、
四季折々の風情が楽しめそうな立派なものでした。

P1010209の他にも、『文庫蔵』も払い下げを受けたそうですが、再建はせず、基礎の石の一部を
墓石に加工したということで、残りは門の横に並べて有りました。
基礎と思えない幅です。どうやって運んできたのでしょう???

文庫蔵の扉を仏壇に使っているということで見せていただきました。P1010211
鉄の折り戸です。欄間部分は母屋の懸魚らしいです。
扉以外の部分は木製の黒漆仕上げで模様を打ち出した金物が付いています。扉の内側は金箔が貼られています。

P1010221 母屋は50年ばかり前に屋根を高くして2階を造ったそうです。

2階の窓の外に縁台が有り、その欄干が結構凝っています。

良いものを見せていただけました。

(安曇野市文化財)

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