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2013年10月30日 (水)

高架橋から

国道19号線がJRを跨いでいる所から見下ろす

緑のタンクから生まれてきた青虫のように見えた

P1010339_2

2013年10月29日 (火)

東京都文化財ウィーク2013 4

次に向ったのは、都営荒川線の荒川2丁目駅のすぐ東にある、旧三河島汚水処分場

P1010313P1010315 P1010310 一見赤レンガですが、煉瓦タイルです。
外観は大学の校舎の様にも見えます。
赤レンガタイルの壁に入母屋屋根がどこと無く中国風です。奥の大きな建物はポンプ室です。

P1010316 建物手前の2つのプールが沈殿槽のようなもので、そこである程度の固形物や重い砂粒などが取り除かれ、ポンプで汲み上げられて濾過槽のほうへ送られ、浄化されてから荒川に放流されていました。ポンプ室手前に流量計が有り、そのあたりから地下に降りてかつて汚水が流れていた場所を歩いて見ることができます。側面と上はコンクリートにモルタル塗りで、底だけは流れによる磨耗を防ぐ目的で陶板が貼られています。流れの圧力で剥がれないように陶板の中ほどに4つの〇穴が開けてあります。施工時にここから空気を抜いてしっかりコンクリート面に塗られたモルタルに密着させ、かつ穴にモルタルが塗りこまれることで剥がれ難さが補強されます。見た目も悪くなく、建築の仕上げにも使えそうです。P1010317

ポンプ室の天井はトラスで組まれています。よく見ると、下弦が弧を描いています。ポンプや機械を吊り上げる時に邪魔にならないように、だそうです。白く塗られた天井板に優しい緑色の鉄骨がとても綺麗です。

P1010322 施工中の写真が展示されていました。
現在の写真の、両側の白い鉄鋼フレームは平成になってからの補強です。桁方向しか補強が無く、梁間方向は補強どころかもともと梁が無く、トラスで保っています。「えっ?!」と思いましたが、地下にガッチリ造られたRCの空間で上部は地震の影響が少ないのかも知れません。

ちなみに、RC部分の施工風景の写真も有りました。P1010320 丸鋼なのが判ります。このころは今みたいな便利なスペーサーやサポートなどが無かったし、重機も無く人力で穴掘りから搬出、コンクリート練り、打設など施工はとても大変だったろうなと思います。
大正11年に完成し、次年の大震災では高架タンクだけが倒壊したそうです。写真で見ると鉄骨鉄筋コンクリート造ですから、煉瓦造と違い崩れずに済んだのでしょう。それにしても、大正11年ころにはもう下水道が使われるようになっていたんですね。でも、し尿は売れてので、なかなか水洗トイレにする人が増えなくて、『下水につなぎましょう!』というポスターが作られたそうです。

始めて乗った、都営荒川線。いわゆる路面電車?
なんかとっても惹かれるものが有りました。

2013年10月28日 (月)

東京都文化財ウィーク2013 3

洋館の隣に和館があります。こちらは生活の場でなく、外国からのお客様をもてなすために建てられたそうです。次の見学場所が時間指定がされていたため、走り抜けるようにして急いで見てきました。また、じっくり見に行きたいです。建物も良かったですが、庭が圧巻でした。紅葉のころ来たら、帰りたくなくなりそうです。

P1010309

P1010297P1010301P1010299                                    P1010303_2P1010308

東京都文化財ウィーク2013 2

柳沢家住宅から急いで歩き走りで移動し向ったのは、駒場の東大の隣の公園内の洋館
加賀藩主だった前田侯爵が関東大震災で難を逃れた貴重品を当時田舎だった駒場に
疎開する目的で屋敷を移し、それはそれは立派な洋館を建てました。

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スクラッチタイルが全面に貼られたクラシカルな佇まい、直線と曲線が優雅な気分を掻き立てます。

P1010288 お嬢様のお部屋。いかにも。

 P1010291 書斎。

P1010290 気持ち良さそうな2階バルコニー

P1010278 テラスのモザイクタイル

P1010284 玄関ホールの壁に貼られていた金唐紙

P1010292 この建物は地価にボイラー室が有り全館暖房(暖炉で火は焚かずラジエータが組み込まれている)になっています。
地下のボイラー室からの煙突も、コーナーにタイルが貼られデザインされています。

東京都文化財ウィーク2013 1

P1010248

行ってきました。

まず、戦後すぐくらいに建てられた民芸調の柳沢家住宅。P1010253_2
大谷石を敷いた土間空間が素敵な玄関と和洋折衷な応接間、一段上がった
四畳半の和室(茶の間と寝室を兼ねたようです)と廊下を挟んで3畳の台所と
便所という、コンパクトだけれどとても『感じがいい』空間でした。

P1010249 小さめの式台での靴の脱ぎ履きを補う『何ちゃって下駄』
ストーブを置く『何ちゃって暖炉』も民芸調。

P1010254

P1010251_4

松本城の周りの木々が色づいてきました。

P1010231 P1010234

2013年10月24日 (木)

松本城から移築された門

江戸時代が終わり、お城がその役目を終えて『お荷物』になった時代、
お城のものがいろいろと払い下げになりました。

そのうちの一つといわれる、安曇野市のの『青柳邸の門』を見に行ってきました。

P1010230 記録によると、お城からすぐにここに移築されたわけではなく、一度は六九に造られた
郡役所の門として使われてから、明治30年代後半に移築されたようです。

水上を女鳥羽川・犀川を田沢まで下り、そこから陸路で運んだそうです。

母屋も数百年経っているという本棟造りで、お庭も手入れができてないという事ですが
中ノ島がある池があり、草木花木が植えられ、四方を石垣土盛で囲い、大木が育ち、
四季折々の風情が楽しめそうな立派なものでした。

P1010209の他にも、『文庫蔵』も払い下げを受けたそうですが、再建はせず、基礎の石の一部を
墓石に加工したということで、残りは門の横に並べて有りました。
基礎と思えない幅です。どうやって運んできたのでしょう???

文庫蔵の扉を仏壇に使っているということで見せていただきました。P1010211
鉄の折り戸です。欄間部分は母屋の懸魚らしいです。
扉以外の部分は木製の黒漆仕上げで模様を打ち出した金物が付いています。扉の内側は金箔が貼られています。

P1010221 母屋は50年ばかり前に屋根を高くして2階を造ったそうです。

2階の窓の外に縁台が有り、その欄干が結構凝っています。

良いものを見せていただけました。

(安曇野市文化財)

2013年10月23日 (水)

東京都文化財ウィーク

文化の日を前に、東京都文化財ウィークが始まります。

普段非公開の文化財が公開されたり、いろいろなイベントが目白押しです。
いろいろ有りすぎて目移りしてしまいます。

でも今週末は天気が悪いですね。う~ん・・・雨の中歩き回るのは辛いなぁ・・・・

それと、始まったばかりの現場の工程に問題が。
消費税前の駆け込み需要のおかげで、この時期着工の物件が重なり、
職人さんの手配がなかなか付かないのだそうです。それに雨天が続き、
工程が組めません。だから、工事監理者としても、現場確認や立会いをする日が
決まらないので、うかうかと浮かれてお出かけの予定も組めないのです。
国がやることで迷惑を感じることは有っても良かったと感じることって無くない???

文化の日、松本でも何かやらないかなぁ。

明日は

松本城から移築された(払い下げによる)、門の改修工事前の調査に行ってきます。

2013年10月22日 (火)

すとりーとびゅー

Google-まっぷで、事務所の住所を検索すると、間違って、違う場所が表示されます。
以前、事務所を訪れてくださった方が、違うところで迷われてしまった訳がわかりました。

知らないうちに、こんな片田舎までストリートビューの対象になっていました。

見て行くと、自分が畑で水撒きをしている姿がばっちり映されていました。

知らないうちに自分が撮影されて、誰でも自由に見れる状態になっているというのは
別に恥ずかしい格好とかしていなくても、あまり気分が良いものではありません。
車のナンバーや顔はぼかし加工がしてあっても、わかる人には誰だかわかります。
世の中には危険を回避するために住所を知られたくない人もいます。
世の中は便利と引き換えに、安全安心がおろそかにされているという気がします。

原発しかり。電気の本当の需要は、原発がなくてもまかなえるものだと思います。
ですが、莫大な電力を喰うリニアの開発やすでに投資してしまった原発の廃炉を
したくない電力会社の思惑などが、『電力不足』を演出しているように思えてなりません。

今朝の新聞で中国の大気汚染の写真を見ました。きれいな空気と経済成長、
どちらが大切か。空気をあんなにまで汚しても経済発展、お金が欲しいのでしょうか。

話がそれました・・・・・

すとりーとびゅーーーーーです。

どんな装置で撮影しているか知りませんでした。

とある事務所の硝子に写っていました。
濃紺の左ハンドルのワゴンタイプでルーフにカメラなどの装置らしきものを載せた
車です。運転手はちょと頸が長めなかんじ。

ところで、あんまりにも『私だ』と判る写り方だったので、『問題の報告』をして消去を
お願いしました。表示の住所が違っているので場所の説明も大変でしたが、
消せないのだと言われたことに納得がいきません。だったら写すな、と言いたい!
(言いましたが・・・・・・)
ぼかしの範囲が大きくなりました。これで納得しろ????
住所の誤表示は改善されないし・・・・。

皆さんもご自分が写っていないか、チェックしましょうね。

2013年10月 9日 (水)

もうすぐ着工

松本の東のほうの小高い土地に計画中の建物がもうすぐ着工です。

P1010192着工に先立ち地盤調査を行いました。敷地は斜面に盛土をした部分ですが、
擁壁もしっかりしていて盛土も石や礫が多く、盛られてから何年も経っていて
調査結果も安心できるものでした。

南に向いた傾斜地で、南は薄川(すすきがわ)の谷を挟んで向山が見え、西を見れば北アルプスが
乗鞍から槍ヶ岳まできれいに見えます。残雪の時期の景色は格別です。

お施主様の趣味の蕎麦打ちができる住宅です。
打つだけでなく、蕎麦の栽培もしてらっしゃいます。
いい暮らしです。

地鎮祭をしました。猿田彦神社の弟神主さんが、久しぶりの夏日の中
汗を流しながらも粛々ととりおこなってくださいました。
いつものようにちょこっとジョークなども(^^)織り交ぜながら。
自宅兼事務所(ちいさなおうちNo1)の地鎮祭は兄神主さんでしたが
弟神主さんはお話が面白くて好きです。
地鎮祭後、事務所名に使っている『風』についてお話をしてくださいました。
風とは、風流とか風情とか、風土とか風景とか、誰にでも平等に与えられている
いいものですと。
きれいに晴れ渡った今日の空のように、工事中もこれからも
良い風が吹きますように・・・・。

プレカットの打ち合わせをしました。消費税前の駆け込み需要でしょうか、
工場にはいつになくたくさんの材料が積まれていました。

規格住宅でないのでいろいろ中途半端な寸法の部分があります。
プレカットの機械の入力上、これはできません、とか言われてしまう部分が何箇所かあり
持ち帰りの宿題ができてしまいましたが、工務店さんのほうで自社で加工しますと
言ってくださり無事解決です。頼もしい代人さんがいると良い仕事ができて有り難いです。

こちらも、良い仕事をしなくちゃね。

 

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