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2013年8月30日 (金)

武家住宅の調査

市の文化財課からの依頼で、市内に残る数少ない武家住宅の
解体前の現状調査をしました。
持ち主さんの都合で建替えられます。(おそらくアパート?)

江戸末期くらいの建物と思われるということでした。
造りの感じは旭町にある県宝橋倉家と良く似ているなと思いました。

3畳くらいの玄関の奥に通り土間が奥庭まで続き、脇に寄り付き(応対の小部屋)があり
座敷が奥に二間続き、その南北の両側に縁側があり、
座敷と土間の間に生活の間である勝手などの空間があって、
渡り廊下で雪隠(トイレ)がある。

間取り的には近くの市の重要文化財高橋家住宅とも共通を感じますが、
挿し鴨居があったりするところ、柱などが古材の使いまわしでない
埋め木処理などのない材料が使われているあたりは橋倉家に近い感じです。

道路側の一部が床が下がっていましたが(ここは増築された可能性が高い)
他は床の沈みもほとんど無く、庭も樹形の良いもみじ、百日紅、ツバキなどの
結構大きな立派な木が何本もあり池もあり景石組もあり、
う~ん、もったいない、という感じ。

再来週から解体工事が始まるので、その時も今回は見れなかった
天井裏の様子などを調査する予定です。

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